勝間和代/香山リカ/今日13時間寝た

こんばんは。kanedoです。社会人さんに送るメールにうっかりブログのアドレスがついていました。超恥ずかしい。署名変えよう(´・ω・)


勝間or香山?という議論について友人たちのエントリ
http://d.hatena.ne.jp/heitarosato/20100105/1262662283
http://d.hatena.ne.jp/yusuke88/20100105/1262651762
あの二人の議論がガチンコか経済効果を狙ったプロレスかはどうでもいい(当然勝間さんはそれを意識しているでしょう)ですが、この記事は明確にアクセス数の増加を狙ったプロレスです(´・ω・)


僕は、頑張りたくない人が堂々と頑張らない権利は、頑張った人が称賛される権利よりもずっと守られるべきものだと思っているので、リカちゃんの言説が好みです。僕だってそれが維持可能なら頑張らずに毎日好きなだけ寝てネットゲームして女の子と遊ぶ。だいたい勝間さんの努力を楽しむ(本来楽しくないものを、自分を騙して楽しくしようとする)という発想は不健康ですし、なによりそういう変な補助電源に支えられた努力は長続きしません。「普通の人」に後ろ指さされたくらいで努力をしたくなくなるなら、そりゃ最初からだいぶ無理してるんですよ。(´・ω・)


「やりたいならやればいいし、やりたくないならやるな」が大原則だと思います。おそらく持続可能な唯一の努力の形は、それが努力でなくなること(なんだかんだで自分がやりたいからやる)でしょう。自分の「これをやりたい」「これをやりたくない」から離れて、本当はイヤなものを楽しいとごまかし、「こうあるべきだ」「やればできる」とやっていれば、そりゃぁ高確率でそのうち心療内科のお世話になるって。わざわざリカちゃんが口を出さなければいけないのは、こういう意味での自己管理(目標を達成できるという意味ではない。自分は何を求めてるのか、どのへんまで頑張れるのかを把握すること)ができない人が意外と多いからだと予想します。自分と向き合うのは結構嫌なことですが、だからって人のインセンティブを借りたらそのうち無理が出てくるのは明らかでしょう(´・ω・)


「努力すればできる」という言説は、例えそれがいくらかの真実を含んでいたとしても、全体として好きじゃありません。一部就活サイトが掲げる「戦略的かつ全力で取り組めば希望のところに内定をとることができます!」みたいなのも同様に嫌いです。なぜなら、それは優しくてそれゆえに悪質な嘘だからです。本気で努力しても他人にはできて自分にはできないことがある、どんなにベストな行動を取ったって失敗して無駄になることがあるという残酷な現実を直視してはじめて、現実的に自分の人生における効用を最大化するという正しい方向に向けて「自分はどう生きていきたいか」「自分は何をやるか」が考えられるんじゃなかろうか。少なくとも、kanedoはそうやって日々自分のやりたいことを考えてきたし、今もそうしています(´・ω・)