インターン感想など(2)

先々週は投資銀行インターンでしたが、今回(8/17〜8/21)は外資コンサルティングB社のインターンに参加し、主に模擬プロジェクトをグループで行ってきました。感想等をつらつらと書いていきます。全体的にkanedoとしては、コンサルと投資銀行を比べると、コンサルが合っているように感じられました。仕事内容という面でも、一緒に働く人という面でも(´・ω・)


インターンのメンバーは10人。内訳は東大6慶応2京大一橋1ずつで、前回に比べると理系や院生の割合が少なかったのは金融とコンサルティングの違いかもしれないし、偶然かもしれない。メンバーはさすがに優秀だし、投資銀行インターン生ほど飲み会も暑苦しくなくて好印象。専攻がゲーム理論関係の人がkanedo含め3人もいたけど、たぶん偶然。「人が大学でしてる勉強とかアピールしても基本誰も興味無い」「人脈とか情報とかいう考えはかなぐり捨てて、ただ友達になるのが実は前二者にとっても最善」ということに前回気付いたので、趣味や素のキャラを前面に出しつつゆるい感じで(´・ω・)


・数十分〜2時間程度でやるグループワークと、数日間かける模擬プロジェクトは、考え方は同じでもやることが大きく違う。前者は課題をうまいこと分析、問題を発見して解決策を考える(仮説を立てる)だけでいいが、後者は「なぜそこが問題といえるのか」「なぜこの解決法がいいのか」について、事実ベースで証拠を集める(仮説を検証する)泥臭い作業をたくさん行う必要がある。しかし、自分達が検証したい仮説にぴたりはまる証拠がいつも見つかるとは限らないし、調査の結果新しい事実が判明して今までのプロセスがひっくり返されることもある。結局のところアウトプットは最終報告のプレゼンと資料であり、それに活用されない調査をしてしまった時間はロスであるから、調査の方向性を決める最初の仮説作りが非常に重要であると痛感した。チームでは最初からその重要性を踏まえた調査を行っていたはずが、結果を見れば相当のロスが生じてしまった。インターンの反省を今後に生かしたい(´・ω・)


・半年ほど前、コンサルで現在働いている2年上の先輩に「コンサルに要求される論理力はコンサルにしか要求されない圧倒的な水準で、本を読んでも身につかないからジョブに行って来い」と言われた。その通りだった。我々学生の論理力(笑)とかロジカルシンキング(笑)なんて収益と費用分けてみました程度のもので、それと本業の落差をコンサルのお姉さんに5日間叩かれ続けて学んだ(いや、ダメ出し以外の時は優しいのだけど)。あやうくMが悪化するところだったけど有意義だった(´・ω・)


パワポの資料作るのが速く(倍くらい。元は遅い)なった(´・ω・)


・次のことをゼロから考え、ファクトベースで検証し、具体的なアクションとして提案すべし(´・ω・)

「結局のところ、クライアントに説明しなければいけない重要な問題は何か?」
「それはどうして問題なのか?」
「どうすれば解決できそうか?」
「たくさんの解決策からなぜそれが選ばれるか?」
「解決策の具体的なインパクトはどの程度か?」
「解決策を実行するために、来週月曜の朝からクライアントがすべきことは何か?」