Share Project

最近さりげなく参加してました(´・ω・)

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俺が参加してたM&Aコースの課題は「サントリーM&Aの戦略を提案せよ」というというものです。要するに審査員をサントリーに見立てて、この企業を買収するとこういう面で良くて、価格や効果はこれくらいだよ、とアドバイスをするプレゼンですね。各チーム2週間準備したあと今日発表で、結果は2位でした。まぁ優勝でなかった理由(メリルリンチから来た審査員の人が説明してくれた)については納得しているので、ミーティング1回しかしてない割には結果上々かな、というのが素直な感想です(´・ω・)


勉強会で扱う経営戦略や財務については予備知識があったので、純粋にグループワークをすることが目的、より正確には、チームのマネジメントを試してみることが目的で参加していました。個人として能力を出すよりも、グループ全体のアウトプットを引き上げるために個人として何ができるかといった感じですね。人を動かすキーワードはKanedoが思うに「わかりやすいフレームワークを率先して提示する」と「具体性」。学生イベントやゼミでの課題、就活のGDといったレベルでは、皆のなんとなくな意見をまとめるファシリテーターではなく、皆を動かす+努力を成果の出る方向に向けるドライバーこそがチームの結果を左右するリーダーだと思うのです(´・ω・)<例>
・わかりやすい全体の道筋を作り、みんなに見えるように明らかにする
今回なら、課題が与えられた時点で、「じゃあまずサントリーの関係する業界について、自社や競合、市場を分析して、その現状と将来を考えた上でサントリーの抱える経営課題を明らかにしましょう。次に、その経営課題がM&Aで解決しうるものか考え、しうるならそれに適した企業を探しましょう。最後にファイナンスのツールを使って被買収企業の価値評価をしましょう。まずこの2日で業界分析を(´・ω・)」みたいな、スタート〜ゴールの流れと大まかなスケジュールを共有したり。

・調べてほしいことは、より具体的な指示に落とし込む
「東南アジア市場の将来性を調べてほしい(´・ω・)」でなく、「市場の将来性は人口とGDPの伸びで決まると思うんだけど、この2つがどうなってるか調べてほしい。他に将来性を左右すること何かありそう?(´・ω・)」<反省点>
自分が動きすぎ。某伝説の旅行委員総務も同じ趣旨のことを言ってた気がするけど、全ての部分で自分が中心に動いてドライブするやり方は小規模グループワークならいいが、もっと大きな規模のチームでする分量の作業で実践したら体がいくつあっても足りなくなってしまう。「この分野はこの人にがっつり任せた方が良い」みたいなのをなるべく早い段階で見切り、自分は比較優位を持ってる部分に徹するのが大切なのでしょう。そうしないと全体に気を回すというマネジメント最大の仕事がおろそかになって、今回のようにプレゼンの重要なロジックに穴があることを見逃してしまう。


なんにせよ楽しかったです。皆さんおつかれさま。図書券500円もらったので、帰りに300円足して「バカヤロー経済学」かいました(´・ω・)